GLBC 問題解決編 [筑波大学附属坂戸高等学校] (2017.3)
2017年3月14日〜18日、筑波大学附属坂戸高等学校(埼玉県坂戸市)においてGLBC 問題解決編を実施しました。

2017年3月14日〜18日、筑波大学附属坂戸高等学校(埼玉県坂戸市)においてGLBC 問題解決編を実施しました。

DAY 1-2

3月14日、筑波大学附属坂戸高等学校におきましてテラスのリーダーシップ育成合宿プログラム〈GLBC:問題解決編〉の初日がスタートしました。

このGLBCというプログラムは通常3日間で行われます。今回も当初は3日間の予定でしたが、学校との直前のお打ち合わせで急遽、GLBCを実施するにあたり事前学習として”とある授業”をしたいとのご相談がございました。その結果、前半2日・後半3日の計5日間の構成で実施することに。

前半2日に行われることになった、とある授業とは?

その模様はこちらをご覧ください。
講師・原 真善美さんの特別授業“表現ワークショップ”

DAY 3

ここから3日間は通常のGLBCスケジュール。講師の中鉢が合流して問題解決ワークショップが始まります。

“唯一の答え(=正解)がない問題”をテーマにいくつかの問いが投げかけられます。正解がないならば自分で考え、導き出した答えを自分自身の正解にすればいい。

しかし。

自分の考えを持ち、しかも異なる考えの他人と共有し合うのは不慣れな人にとってかなり痛みがともなう行為です。大切なことなので(悪気なく)安易に求めてしまいがちですが多くの場合において、少しずつコミュニケーションしながら空気を和らげ、意見を言える場作りから始めなければなりません。

GLBCではこのようにして「正解のない問題に対し、自分なりの正解を出すことを恐れない」メンタル作りを行ないつつ、最終的には非常にヘヴィな社会課題にチャレンジできるスキルを3日間かけて身につけていきます。

DAY 4

前日のrecapを早々に終え、お二人目の特別講師による授業が始まりました。

その模様はこちらをご覧ください。
講師・志村 幸一郎さんによる特別授業

午後はクリティカルシンキングを中心としたトピックを集中講義しました。

DAY 5 (FINAL DAY)

いよいよ最終日。DAY 3で各チームに与えられていた課題の解決案を発表する時が迫ってきました。

臓器移植のドナーを増やすには?
出生前遺伝子診断の是非について。
歩きスマホを減らすには?
等々…

そもそも「そうする必要はあるのか?」にまで問いを拡げ、考察する必要が場合によっては出てきます。

5日目にして疲れもピークだったはずですが、多くの生徒はそういった顔色を微塵も見せずこの日までのインプットや経験したことを総動員して取り組んでいました。

実施まで多くのサポートをくださいました学校と先生方、最後まで120%のパフォーマンスで取り組んでくれた生徒たちに深くお礼を申し上げます。