正解のない問題を解くワークショップ [聖学院中学校・高等学校] (2017.1)
2017年1月20日・27日、聖学院中学校・高等学校(東京都)において正解のない問題を解くワークショップを実施しました。

聖学院高等学校(東京都北区)において、テラスの問題解決スキル向上プログラム「正解のない問題を解く」を高校2年生・2クラスに実施しました。

ひとくちに“問題”と言っても学校と社会では内容は大きく異なる、その意味を生徒たちに事例とともに伝え、唯一の答え(=正解)がない問題に対して取り組むにはどうすればよいかを生徒ひとりひとりに考えてもらいます。

授業の最後には宿題として、各チームへ「正解のない問題」が与えられました。

来週のDay 2にはそれら問題の根本原因を探求し、洞察し、仮説を立て、解決に向けた実行計画を全チームに発表してもらいます。

かなりハードな課題内容となっていますが、今日の授業でインプットした知識を取り入れ、アウトプットへと繋げることができることを期待しています!

日付変わって翌週のDay 2 (最終日)。

Day 1では学校と社会とでは問題の定義が全く異なる、大人になってから取り組む問題は「正解がない問題」ばかりであり、だからこそ自らが決断を重ねて解決しなければならないことを学びました。

授業の最後には各チームに別々の社会課題が与えられ、一週間かけてその解決案をまとめます。本日Day 2はその発表会です。

このワークショップ以外にも別に取り組んでいるプロジェクトが並行して進み時間が非常に限られている中、2クラス・15チームいずれもしっかり準備をし、全員が発表できたことは素晴らしい結果です。

しかし社会は不平等です。努力したことと結果の良し悪しは別の話、社会に出れば順位や評価が伴いますから残念ながら採点しなければなりません。

採点には同校の戸邊校長にもご協力いただきました。