2019年5月、神奈川県の湘南国際村センターにて1泊2日のGLBCを実施しました。
GLBCは正解がない問題に取り組む基礎的なスキルを習得し、同時並行で仮想課題に向き合い解決策をアウトプットしていく合宿です。
対象は社会人。
大人向けプログラムはテラスにとって珍しいケースですが、元々リーダー層の社会人を対象に作られた研修を中高生向けに再構成したものがGLBCなので大人向けも可能です。
コラボレーションのお相手は公益財団法人スポーツヒューマンキャピタルさま(以下、SHC)。SHCはスポーツビジネスを志す(あるいは現役で関わっていらっしゃる)社会人向けの研修をなさっていて、今回、2ヶ月に渡るプログラムの一部を私たちが担当します。
SHC・西野 努さんの挨拶で始まりました。
とあるスポーツリーグのプロ化をテーマにし、受講者の皆さんには与えられた諸条件を考慮しながら2日間かけて方策・骨子を作り上げてもらいます。8つに分けられた各チームには異なる役割が当てられ、お互いに協働して物事を進めていかなければなりません。
講義を受けながら上記の課題解決を同時並行で実行していきますが、その過程でいくつものコンフリクト(葛藤・衝突)が生じるため総合的な問題解決力が求められます。周囲の反発を厭わず発言する勇気や、その反発をひっくり返し味方にする交渉力、困難を克服して計画を実現化するリーダーシップ。
一時も休む間もなく都度これらについて頭を切り替えながらこなし、かつ限られた時間でアウトプットし続ける必要があるので皆さんの疲労度はかなりのものになりますが、深夜自室に戻ったあともデバイスを使いチームメートとディスカッションしていた方もいたそうです。
最終プレゼンをご覧くださいましたBリーグ現チェアマン・大河 正明さんからは、新リーグの立ち上げ間もないプロスポーツトップの視点から示唆に富んだご講評をいただきました。リーグ最終戦のご多用中にもかかわらずお越しくださいまして心よりお礼申し上げます。
SHCの皆さんとは次期もコラボする予定です!
またご一緒できることを楽しみにしています。
SHCのFacebookページでもご紹介いただきました。
『スポーツの世界における将来構想を描くプロジェクトに挑戦!』