講師・村口 賢一郎さんの特別授業“Product Innovation” [国際基督教大学高等学校] (2018.3)
2018年3月25日、村口 賢一郎さんを講師に迎えて特別授業“Product Innovation”を実施しました。

2018年3月25日、国際基督教大学高等学校において実施したGLBCの2日目の特別講師としてGoogle Japanのプロダクトマーケティングマネージャー・村口 賢一郎さんがお越しくださいました。

題して「Product Innovation」。

イノベーションに集中フォーカスした講義です。Googleの数々のイノベーティブなサービスやプロダクト、その全てはたった2行の理念が実現させているとのこと。ではイノベーションとは?

オーディオプレーヤーの進化の歴史を例にイノベーションinnovationとインプルーブメントimprovementの違いを明確に切り分け、本物の「イノベーティブな発想」を理解することができました。

さて、では身の回りのものに対して「本物のイノベーション」を起こすアイディアはどんなことが考えられるだろうか。この手のワークはいわゆるインプルーブメントな結論に終始してしまいがち、しかし今回それはイノベーションでないとすでに釘を刺されている状態。さあどうする?!

どのチームもイノベーティブである条件はギリギリ満たす内容であったと村口さんからは講評をいただきました。しかしもっと考えて欲しいのは、そのアイディアが社会や人間の行動をどのように変化させかつ後戻りできないほど既存のものを過去へと追いやれるか。後戻りできない体験こそがイノベーティブの要件である、と。

なるほど、これからは街中を歩きながら「ニセモノイノベーション」チェックが大いに捗りそうです(笑)

素晴らしい洞察をいただきました村口さん本当にありがとうございます!