2018年12月1日、御茶ノ水のとある教室にて出張ワークショップを実施しました。
新しく開発した思考教材を使い、デモ授業をさせてもらうためです。
2018年12月1日、御茶ノ水のとある教室にて出張ワークショップを実施しました。
新しく開発した思考教材を使い、デモ授業をさせてもらうためです。
いもいもという教室をご存知でしょうか?
神奈川県の進学校・栄光学園で数学を教える井本 陽久先生が、自主的な活動として主宰していらっしゃる教室です。お茶の水と戸塚にあり、2019年には新たに南浦和にも開校されます。
いもいもには様々なバックグラウンドを持つ生徒が通っています。進学校の子もいれば学校から不適格とされてしまった子まで実に十人十色。でも全員に共通する特徴は枠に収まらず、かつ360度の思考をすること。
そして最も重要なことが、井本先生をはじめとする大人の方々が彼らのフリーダムな思考を一切否定せず丸のまま受け入れて面白がっているところ。子供にとってこれほど嬉しい環境はあるでしょうか。
そんな安心感あふれるいもいもの空気が心地よく、彼らにこの教材——ダンボール箱とビー玉を使った思考工作——を試してもらいたくて井本先生にお願いしたところご快諾くださり実現しました。
皆さん夢中になってハマってくれました!いやー嬉しい!
工作でありながら論理的思考をテーマにした教材であり、この教材で取り組む想定課題を用意しておいたのですが彼らの良い意味での「脱線」っぷりに心を打たれ、早々に想定課題は闇に葬り去りました(笑)
それぞれにテーマを見つけ、自分事にしてもらう。違いを出しやすい教材だからこそ彼らの裁量に任せて手掛けてもらう方が魅力的な結果になることに気付きました。
エンジニア顔負けの綿密な設計で再現性の高いビー玉コースを作るチームがあれば、ダンボールを何かに見立てて謎めいた芸術作品を作るチームもあれば、想定課題には沿っているけどそもそも箱という概念を壊して独自の造形で作るチームもあって非常に賑やかで、私にとっても大満足なひと時でした。
彼らの集中ぶりに予定終了時間を1時間以上も延長してくださった井本先生に感謝!
皆さん本当にどうもありがとう、また来ます!