筑波大学附属坂戸高等学校においてイノベーション教育プログラム「FUTURE WORK」を実施しました
2015年9月26日、筑波大学附属坂戸高等学校におきましてテラスプログラム・FUTURE WORKを実施しました。 FUTURE WORKは未来の仕事は自分で作ろうと題し、アイディアからイノベーションを生み出す考え方を学 […]

2015年9月26日、筑波大学附属坂戸高等学校におきましてテラスプログラム・FUTURE WORKを実施しました。

FUTURE WORKは未来の仕事は自分で作ろうと題し、アイディアからイノベーションを生み出す考え方を学ぶ、ディスカッションやグループワークを中心としたプログラムです。

筑波大学附属坂戸高等学校は2014年度に文部科学省のSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定され、2015年度からはSGH事業の教育プログラムを重点的に受講するSGクラスが設けられています。

今回のプログラムは同クラス向けに行なわれ、インドネシアの姉妹校から迎えた留学生や筑波大学からの教育実習生も加わり活発に意見交換される光景があちらこちらで見られました。プログラム終盤は各チームによりグループワークの成果をプレゼンテーション、もちろん内容も審査します。審査員は同校の先生がたへお願いしました。

優勝した発表内容は一見すると突飛すぎる、おとぎ話だと一笑に付されてしまいそうなものでした。しかし少し前まで実現不可能と考えられていたものがいつの間にか現実になっているのが今の世の中です。未来のイノベーションを考える場合、このくらい思考を爆発するほうがむしろちょうどいい。翻ってターゲット(利用者)や収益モデルについては論理的かつ明確にイメージし、アイディアが世の中に与えるインパクトを分かりやすくアピールできていたことが高く評価されたようです。

また優勝には一歩届かなかったものの少しアレンジすれば今の社会でも十分通用するであろう、キラリと光る未来的アイディアがいくつも生まれていました。

今回は余裕あるお時間を学校にご用意いただいたこともあり3時間近い授業となってしまいましたが、途中で休憩を求めることなく高い集中力で最後までやり切ってくれた生徒の皆さんを誇りに思います。本プログラムで筑波大学附属坂戸高等学校・SGクラスの皆さんに少しでも何かの気付きを残すことができていれば幸いです。

最後に本プログラムの実施に向けてご尽力くださいました学校ご関係者各位へ心よりお礼を申し上げます。