山口県立宇部高等学校において未来の仕事を考えるワークショップ〔FUTURE WORK〕を実施しました

5月30日・31日、山口県立宇部高等学校におきまして高校1年生の全員を対象にテラスのプログラム〔FUTURE WORK〕(副題:未来の仕事を考えるワークショップ)を実施しました。

242名という大人数に向けて一斉にアクティブ・ラーニングを行うことはこれまで例がなく、私たちにとって初の試みであったため十分な確認を重ねてまいりました。

しかしあらゆる不測の事態に備えてさらに上回る準備を学校側でなさっていると伝え聞き、何としてもこの授業を成功させるんだという学校や先生がたの強い意思を受け取り、私たちもますます身が引き締まる思いでこの日を迎えました。

同校は文部科学省から山口県で唯一のSGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)の指定を受け、同時にSSH(スーパー・サイエンス・スクール)指定校でもある、公立校の中でも特に進んだ取り組みを行っていらっしゃいます。

SGH活動の取り組みの例としてフェアトレードクッキーのプロジェクトがあります。スリランカから適正価格で材料を買い、コンテストでグランプリも受賞する地元で有名なパティスリーにレシピ考案の協力を仰ぎ、地元の福祉施設に製造を委託し、JALと共同で販売。さらに売上の一部を寄付に回す。これらの全てを同校の生徒が一から企画・開発・プロデュースしているというものです。

同校では〈アウトリーチ〉をキーワードに、生徒が学校の外へアクションできるよう体制を作り積極的に勧めています。それが実を結び昨年から継続した取り組みになっているとのことで、今夏には東京都内のイベントへも生徒を連れて出店するそうです。

今回私たちも同校のSGH活動の一環としてお迎えいただきました。働き方に国境がなくなり始めている昨今、今後ますます世界を意識した活動を余儀なくされます。そのような時代に生き生きと生きるにはどういった考えでいるべきか。FUTURE WORKは働き方や仕事について新たな視点を持ってもらおうという主旨のキャリアデザイン・ワークショップです。

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