プログラム導入校:国際基督教大学高等学校

テラスプログラムGLBC導入校のご紹介

国際基督教大学高等学校
SGHカリキュラム GLBC担当教諭 松坂 文 様

アカデミックな学びに工夫を重ねてきた30余年におよぶ本校のこれまでを振り返り、改めてICU高校の立ち位置がどこにあるかを考えました。

実に多くの卒業生が国内外、営利・非営利を問わず各地へと飛び立ち、活躍してくれています。

環境に関わらず、自分らしさを発揮する

これがICU高校らしさなのではないか。であればそのために必要な学びとはどういったものなのだろう。

協働できるチームを率いるリーダーシップとはどのようなものか?

正解など無い問題の解決を恐れないためにはどのような姿勢が必要なのか?

このような事柄について、当事者である生徒たちと一緒に考えていきたい。見つけた答えを積極的に実践していってもらいたい。そういった学びの環境作りを検討していたとき、テラス様からご提案をいただき、ともに構築してまいりました。

GLBCと名付けられたこのカリキュラムはシーズン1、2と発展を遂げ、そこからまた新たな取り組みが生まれる等、終わりのない好循環が生まれています。

次回の内容が常にベストになるよう努力してくださっていることに心から感謝しています。今後ともさらなる新しい学びを世の中へ発信していきたいと思います。

豊かな自然あふれる国際基督教大学——その広大なキャンパスの中に国際基督教大学高等学校(ICU高校)はあります。

スーパーグローバルハイスクール(通称SGH)指定校でもある同校ではテラスの様々なプログラムが採用されています。中でも同校のSGHプロジェクトの一環としていち早くGLBC(Global Leadership Boot Camp)をご導入くださいました。

GLBCはテラスが提供するSGH指定校向けカリキュラムです。生徒たちは真のグローバルリーダーシップとは何かをテーマに様々なアクティビティを通して自分なりの解釈を深めていきます。

同校は約3分の2があらゆる国や地域からの帰国生で、国内からの一般生は3分の1にすぎません。育ってきた背景や文化が異なる者同士がお互いに刺激し合いながら学校生活を送ります。つまり多様性ということについて特別に意識しなくても、当然のことのように受け入れられる土壌が入学時からすでにできあがっているということです。これは実際にGLBC等のプログラムを行なう中にはっきりと表れていました。初めて組むチームでも、自分の出しどころ・相手からの受け入れどころを短い時間の中で各自が把握し、目標達成に向けて即座に協力し合える——同校の卒業生が世界各地で活躍している源はこのようなところにあるのだと感じられました。

今後もGLBCを含め、多くの取り組みが同校で実施される予定です。生徒たちは次にどのような化学反応を起こしてくれるのでしょうか。楽しみでなりません。